続・そすいのさんぽみち

~2015年4月1日 1件 追加投稿しました。累計510件~
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C-03-46 京都市水道創設100周年記念の年間行事のまとめ

       琵琶湖疏水の散歩道・第498話(2012-12-16) KANKANBOW記

 

1)まえがき

 今年は、京都市の水道創設100周年記念の年にあたり、年頭から年末にかけて多くのイベントや報告が行われた。年頭行事は122日に京都会館の第1ホールに1,600人規模の参加者を集め、京都市長ら来賓の出席のもとに、消防音楽隊の演奏で幕開けを行い、多くの関係冊子が配布されて説明が実施され、有意義な時間を楽しむことができた。

                C-03-46-1   C-03-46-2          

 その概要については、本ホームページ(C-03-43・473話・2012-01-23)で要点を紹介している。

 それから年末にかけて多くの報告やイベントが実施されたので、ここでは特徴ある事項を整理抜粋(文責は筆者)してとりまとめてみた。

 

2)記念冊子を発行

 京都新聞(2012-05-03)記事の要旨を引用すると、京都市上下水道局は記念行事の一つとして「市水道百年史資料編」を刊行し、来春には「叙述編」が刊行される。発行部数は1200部で、その500部は4200円で販売される。

 京都市は「琵琶湖疏水竣工記念事業」として「琵琶湖疏水の100年(叙述編・資料編・画集)を発行し、琵琶湖疏水愛好者にとってバイブル的存在として愛用されているが、今回の「京の水道百年史」も形のあるものとして残していただいた意義は大きい。

 

3)日本水道新聞(2012-05-0119)の特集号の要旨

 新聞の片面サイズ12頁にわたる百周年記念特集号で、とくに興味があったのは下記3名による技術鼎談内容の全文紹介記事であった。

   日本水道工業連合会専務理事  坂本弘道氏

   京都市上下水道局技術長    鈴木秀夫

   京都大学大学院工学研究科教授 伊藤禎彦氏

              

その内容は、豊富な経験と実務に基づいた質の高い技術対談で、我々が表面的に浅く理解していたものを噛み砕いて紹介していただき、私も数回読み返して百年の歴史を深く理解することが出来た。また招待された5人の来賓の説明内容も全文紹介されており、抄録記事に慣れている私も久し振りに全文記事紹介の力を実感することができた。

その内容細部は、上記記念冊子(未読)にまとめられると思うので、ここでは紹介を避けるが、機会があればその内容を部分的に引用したいと考えている。

 

 また、琵琶湖疏水の概要に関する記事も含まれている。この中に疏水水路の長さと水路の本格修理を実施した時期の記録が含まれている。よく質問される内容で、記憶に基づいて適当な返事をしてきたが、専門家の記録として引用させていただいた。

    各水路の長さ

   名称

長さ(km)

            区間の説明

1疏水

20km

琵琶湖取水点から伏見区の濠川となる地点

疏水分線

3.3km

琵琶湖取水点から北白川久保田町まで

2疏水

7.4km

琵琶湖取水点から山科安朱まで

2疏水連絡トンネル

4.5km

2疏水取水口の竪坑から安朱で合流

    水路の主な改修時期

大正151926)年 第2疏水の底板コンクリートの改修

昭和061931)年 第1疏水山科地区の開水路部分をコンクリートで底張り

昭和431968)年 ~491974)年に、第1疏水・第2疏水を全面改修

 

4)京都新聞(2012-08-1321)に8回連載された「潤いとどけて」

 京都市水道100年の紹介を新聞記者の目から解説した記事が8月に連載された。ベテラン記者2名が分担して作成した記事で、問題点も取り挙げられ多くの近隣住民の意見も入っており、興味深く読ませていただいた。見出しと副タイトルを紹介すると、

    おいしさの追求・・・「臭い」苦情に奮起

    偉業の足跡・・・・・都市近代化に貢献

    安全性の向上・・・・最高水準目指して

    追いつかない更新・・老朽管 全域で増え

    危機への対応・・・・水源分散で備えを

    需要の変化・・・・・時代に合う料金に

    市民の感謝・・・・・琵琶湖保全に活用

    返したい美しい水・・汚れ除去 整備進む

 以上3種の百年史を概読させていただいたが、同じ問題点をそれぞれ別の立場から解説しており、興味深かった。

            


5)京都市水道
100周年を記念した疏水ウオーキングラリー開催

 京都市上下水道局に記念行事として最後の大型イベントが121日に開催された。天候に恵まれ、1200人規模の参加者が歩いたが、その要旨については本ホームページ・分類「山科疏水」(B-0257・第496話・2012-12-08に紹介しているので重複を避ける。私が所属している「近代京都の礎を観る会」が最近発行した「琵琶湖疏水の歴史散策・改訂版」を参加者に寄贈したと伺っている。

                                     C-03-46-3            C-03-46-4

なお、私はラリーの一部しか参加しなかったが、蹴上まで参加した人は、蹴上浄水場で普段は非公開の浄水施設を見学したと聞いた。また、市民新聞845号(H24-9-1)によると、閉鎖した山ノ内浄水場の跡地が京都学園大の新キャンパスに貸与され、27年度に開設されて2学部が設置され、31年度以降、学生3000人規模に拡充されると報道している。

 

 

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