続・そすいのさんぽみち

~2015年4月1日 1件 追加投稿しました。累計510件~
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A-03-07「琵琶湖疏水の歴史散策・平成24年度改訂版」を発刊

        琵琶湖疏水の散歩道・第497話(2012-12-10) KANKANBOW記

 

1)まえがき

 私が化学技術者として50余年勤務した会社を退職した後の楽しみとして、「琵琶湖疏水の散策」に取り組んだのが平成122000)年であるが、74歳からの遅いスタートであった。そして現在まで3冊の冊子を発刊している。また平成152003)年にはホームページ「そすいのさんぽみち」とブログ「ブログ琵琶湖疏水の散歩道」を立ち上げている。そして12年を経由したが、今回は発刊した3冊に焦点を当てて経緯をまとめたのが本報告である。

 

2)3冊の冊子の仕様比較と経緯説明

 主要項目について比較表示したのが次表である。

冊子の名称

発行年

出版方式

発行部数

サイズ(頁数)

重量

琵琶湖疏水の散歩道

H152003)年

自費出版

 500

四六版250

300

琵琶湖疏水の歴史散策

H222010)年

礎の会発行

10000

B524

90

同上(平成24年度改訂版)

H242012)年

礎の会発行

10000

B524

75

 

 最初の自費出版本は京都新聞出版センターに編集制作を依頼したが、販売対象にはしてもらえず、活版印刷時代で増刷ができない時代で自ら本屋を選定して販売を依頼することになり、すべての販売リスクを背負っての初めての出版となった。しかし、予算の関係から500部作成が限度であった。当時は琵琶湖疏水の知名度も低く、興味を示す本屋も少なかった。ちょうどその時期に「世界水フォーラム」が日本で開催され、滋賀・京都・大阪のイベントの中で、琵琶湖疏水に十石舟を運航させる計画が進められ、京都新聞がこの本の出版とホームページ開設を大きく報道していただいたので、評判がよく在庫も少なくなり、発行費用面でのリスクが無くなるという幸運に恵まれた。

 

 もう一つの幸運は、同時期に発足した観光開発を目指す「近代京都の礎を観る会」が、私の著書に着目し、同会の重点推進課題として取り上げられることになり、求めに応じて同会顧問となった。礎の会所属の市会議員・内海貴夫議員のアドバイスを受けて、第2回の冊子の企画が平成21年度の京都市ニューツーリズム創出事業の認定に合格することができた。そして発行費用の一部支援を得て「琵琶湖疏水の歴史散策」の発行をすることが出来た次第である。同時に、鴨東運河に十石舟を運航する実行委員会が設立され、実行委員会メンバーの京都府旅行業共同組合の協力を得て、今年で10回連続の実績を挙げることができた。

「琵琶湖疏水の歴史散策」は多くのイベントに無料配布されたので、平成24年の春ごろ

に在庫切れが予測され、増刷の必要性が出たので、これを機に約2割程度の加筆・訂正・追加の検討を半年かけて実施し改訂版としてまとめた。この3冊目の発行費用は全額自己調達する必要があり、費用の全額は「礎の会」が負担して発行されたが、2回目の冊子の基本スタイルをそのまま踏襲して費用の節減を図り、配布の一部を有料で販売する方針が採用された。具体的には、費用の全額は「礎の会」が負担して発行されたが、発行組織の協力団体の中に京都市上下水道局も参加していただき、京都市水道創設100周年記念のロゴマークを入れさせてもらった。さらにこの改訂版を「京都総合観光案内所」や「琵琶湖疏水記念館」、「みやこめっせ」で有料販売(300円)していただけることになった。このように近代京都の礎を観る会の約10年の努力が市当局に認められて実を結んだと関係者一同は嬉しく思っている。

    

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   平成15(2003)年発行(拡大写真)      平成22(2010)年発行      平成24(2012)年発行

   

 3)まとめ

「近代京都の礎の会」は発足以来12年ほど経過したが、この10年余の経過を振り返ると、多くの運営上の問題に遭遇し、会員の高齢化も進行したが、高桑暉英会長のもと一つずつ問題点を解決してきた。近く84歳を迎える最高齢会員の私も自慢の健脚が大きく弱まり、記憶力の減退に悩まされるようになったし、会自ら行動する力を備えてきた。

また、疏水を散策する人も確実に増加してきており、「明治ロマンの道」の呼称も定着し始めたので、そろそろ顧問役を辞退せねばならない時期が近付いたと実感している。しかし、パソコン相手の机上作業は、出来る範囲を絞ってもう少し続けたいと願望している。


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